公務員の仕事に関する話題を独自の視点から解説!!~経験を武器に生の情報を提供します~

地方公務員、国家公務員の両方の経験を基に、公務員の仕事内容、仕事術、仕事環境、働く人の人間性など多岐にわたる話題を独自の視点で書き連ねます。公務員受験生にとっても、勉強の合間にも気軽に読めるお役立ちブログです。

地方公務員の仕事内容(某県庁派遣時代の経験編)

某県庁への出向時の話・・・・・・・・・・

 

若手時代に、首都圏自治体から出向する機会がありました。出向先での仕事内容は、その都市の産業の再興、新しい産業を生み出すために、企業への補助金投下、大企業の誘致、各種イベントなどの企画を行うという公務員の仕事内容としては花形言われる内容です。

 

実際に公務員として働いている方はわかるかと思いますが、こういった新規事業系、企画系の仕事はなかなかつくことはできないのが現状で、庶務、窓口、税金徴収系の地味な仕事が多いです。(国家公務員の場合は別だが)

そのくせ、職員採用などの説明会などでは、こういう花形部署の人間を引っ張ってきて、公務員は社会に影響を与える素晴らしい仕事ができますなどと吹聴するものだから、勘違いして入ってくる方が多いのだが。。

 

そんな愚痴はさておき、その出向先では事業企画系の仕事を行うことができました。

 

普段首都圏の喧騒の中で生活していた私にとって、地方での生活は不安でしかなかったのですが、実際に出向してみてからは楽しい事、嬉しい事などいい事の連続でした。

 

まず、仕事に関しては、いろんな人に自分の実力以上に期待され、出向当時から周りからいろいろなことを言われたのを記憶しています。

「〇〇からの出向でわざわざこんな田舎に来てくれてありがとう」

「この事業はこの都市の威信をかけて立ち上げたプロジェクトだから、君しかできない」

などなど、これまで古巣では大した仕事をさせてもらっていなかった私にとっては、最高の場所でした。

 

最初のミッションは、100億円規模の国基金補助金の事務担当を任され、事務委託先の選定、審査会の企画、補助企業の決定でした。

経験も浅い若造職員でありましたが、地元の有力企業の社長などからも一目置いていただき、

「うちの企業のビジネスモデルはほかの企業はやっていないので、ぜひうちの企業を採用してください」m(__)mと懇願されたり、

「この県で成功するには県庁のあなたに話を通さないと話にならないと若手には話してるよ」

など言われたり、云々で、鼻高々でした。

地方の都市では、公務員はかなり崇め奉られるようです。

首都圏の公務員とは大違いだと思います。(権限のある部署にいれば話は別だが)

 

補助金ミッションの次は、県内最大級の産業イベント、いわゆる展示会イベントの主催です。企画は某大手広告代理店(大体想像がついてしまうであろうが)との二人三脚で行いました。パートナーとしての彼はさすが、広告代理店の一流プロデューサーである、仕事ぶりは公務員とは比べ物にならないほど俊敏で本当に勉強になりました。県庁で鼻高々になっている公務員(私も含めて)は、特に自分をかえりてみて、民間は10倍仕事をしていることを自覚しなければならないと思います。

 

そのイベントは開催が第2回目であったので、マニュアルも存在せず、すべてが手探りでの企画でした。イベントの企画、調整にあたっては、出展企業の営業のために、東京、大阪、つくば、福岡、海外と駆けずり回って、交渉して県内イベントの盛り上げに奔走しました。そんな過程で、タレント、芸人、宇宙飛行士の方など、有名人にも会うことができ、人生でも稀有な経験を積んでいきました。

 

また、広報活動では、地元テレビ局はじめ、NHKなどの全国ネットの媒体ともコラボして、PR活動し、テレビ、ラジオにも出演しました。その後の打ち上げなどで、かわいいアナウンサーと知り合うこともでき、首都圏に戻ってからも親交は続いているというのだから、一端の、しがない公務員としては上出来だと思います。

 

とにかく、こういったおいしい経験ができる公務員がいるものだなといまでは、実感しています。まだまだ、経験談がありますが、それは次回へ持ち越しとします。

 

それでは、また次回!!