公務員の仕事に関する話題を独自の視点から解説!!~経験を武器に生の情報を提供します~

地方公務員、国家公務員の両方の経験を基に、公務員の仕事内容、仕事術、仕事環境、働く人の人間性など多岐にわたる話題を独自の視点で書き連ねます。公務員受験生にとっても、勉強の合間にも気軽に読めるお役立ちブログです。

公務員って本当に高給取りなの!?~公務員の給料から見る人生設計について~

 公務員って楽で高給取りなイメージがありますか?民間は業績によってボーナスカットは当たり前なのに公務員は年々給料は上がっていき、ボーナスも必ずもらえる、というのが世間のイメージではないかと思います。
 とにかく無難にこなしてさえいれば給料やボーナスはもらえる、まさに「安定」です。こうしたことから最近は民間企業よりも公務員が人気で、将来なりたい職業や結婚したい相手にも公務員が選ばれるという時代になっています。
しかし、実態はそう甘くはなく、公務員は高給取りでもなんでもなく、決して優遇されていません。
ほとんどの公的機関で、年収モデルや給料表、手当などの情報がHP上で公開されていますが、だいたいの人があまり調べもせず、「もらいすぎだ!」、「いっぱい手当が出て額面よりも多いんじゃないか」、「安定していて高給の公務員になれば勝ち組です」など、いい加減な、もはや神話といえるような話がよく聞かれます。
これらは、根拠のない意見であり、大体の人は税金から給料が支払われているので、言いたいことを言っていますが、実際は、自分とさほど関係ない公務員の話なので、実態を反映していない意見が多いです。
ここから、公務員が決して高給取りではないという根拠を示していきます。
 
東京都職員の場合(東京都HPから抜粋)

平成29年時の給料表から算出しています。皆さんが想像している公務員の職種に当てはまる行政職の場合のモデルです。
 
 給料月額 例月給与(諸手当含む)
 
50歳部長 508,900円 762,960円
 
45歳課長 415,900円 634,200円
 
35歳課長代理 307,300円 389,760円
 
25歳係員 183,100円 219,720円
 
諸手当には地域手当(都内の物価などを考慮し基本給に一律20%加算)、特別調整額(管理職手当)、家賃手当等が含まれています。
次に年収モデルです。

年収モデル行政職) ※ 平成29年4月1日適用給料表
 
                      給与×12ヶ月  年収(諸手当含む)
50歳部長 9,155,520円 12,828,000円
45歳課長 7,610,400円 10,471,000円
35歳課長代理 4,677,120円 6,452,000円
25歳係員 2,636,640円  3,603,000円
 
次に都市部である大阪府も取り上げてみます。
 
大阪府年収モデル
     給料          年収(諸手当含む)
部長級  574,300   12,640,709
次長級  515,400  11,236,076
課長級 464,336   9,980,502
課長補佐級  421,933 7,882,243
45歳主査級      374,818     6,914,698
35歳主事級   276,777   5,041,512
大卒初任給  180,800  3,251,145 
 
これを見てわかるように、安定して給料は増えていますが、サラリーマンの一つの目標でもある年収1,000万円に到達するのは、東京都で45歳以上、大阪府で50歳以上であることがわかります。また、特に注目したいのが、若い年齢の時の給料です。
 
年収にすると少しイメージが湧きににくいですが、月額に換算して、税金や社会保険料の天引き分を引くと、20代後半までで、手取りが大体22、23万円くらいの計算になります。これは超過勤務をほとんどしていない場合かつ、東京都や大阪府など都心部を想定して計算しています。今はライフワークバランスも叫ばれているため、大手をふるって残業をすることはできないので、これよりそんなに増えることはないでしょう。
 
ここで、若い人が必ず必要な生計費の内訳をざっくり出すと、
家賃 70000円(東京都心ベース)
電気代 3500円
ガス代 2000円
水道代 3000円
携帯代 8000円
食費  30000円
衣服代 20000円
新聞等情報代 3000円
貯蓄(金融商品・預金含む) 30000円
計 169500円
 
必要最低限で考えるとざっくりこんな感じかと思われます。
ここで、収入からこれら経費を引くと、余るお金が50000円程度になります。
おそらくここから、交際費(飲み代)、趣味(ゴルフなど)にもお金を使うかと思われます。例えば、飲み代は1回につき、交通費込みで安くても5000円はかかるでしょう。独身の方であれば、合コンや街コンにも行くのであれば、5000円では済まないでしょう。また、ゴルフや野球などの趣味にもお金を使いたいのではあれば、月に最低でも20000円程度は必要でしょう。また、上述した経費には、毎日飲むコーヒー代、コンビニで買い物したりする日用品など諸雑費は含まれていないので、もう少し経費は嵩むでしょう。
こう考えると、飲み会に行ける回数は節約しても、4、5回程度でしょう。(この中には職場での強制参加の飲み会も含まれます)
血気盛んで、いろいろな人との人脈を築いていきたいような人にはあまりにもさみしい資金源といえるでしょう。好きな女性に奢ることも難しいでしょう。
 
こういったことを考えるとほかの民間企業に比べると、手取り額はかなりさみしいといえるでしょう。
 
民間での就職活動を捨て、公共の利益のために仕事をしたいと必死に試験勉強を頑張った結果、待っている生活がこれでは、あまりに報われないと言えます。
 
年収表によると、25歳(入庁3年目)で約350万円であり、30歳になっても500万円程度です。(これは、あくまで額面の数字です。)
年収は給与と同様、都市部であるほど高く地方であるほど安くなります。そのため、20代のうちは年収が200万円代ということはざらにあります。
 
よく公務員の平均年収は600万円ぐらいであると言われマスコミに叩かれていますが、これは勤続20年以上のベテラン公務員でないとなり得ない額であり、公務員は高給だと思っている人はこの点に注意する必要があります。
 
ちなみに地方公務員の場合は都道府県や市区町村によって異なるため一概にいくらということができません。
前述のとおり、都市部ほど高くなる傾向にあるため最も年収が高いのは東京都です。平均年収が700万円を超えているとも言われていますが、地域手当の額や勤続年数(だいたいどこも40歳以上です)、管理職の数などを考慮した平均なので、自分は東京都で働けば将来は700万をもらえるとは考えないほうがいいでしょう。
平均的には国家公務員と同様、40歳を超えたぐらいから年収が600万円を超えてきます。若手のうちは薄給だけれど、辛抱すれば報われるという年功序列の制度が如実に表れていますね。
 
民間企業との年収比較についてですが、よく民間企業の平均年収が400万円で公務員が600万を超えているということがメディアで取り上げられていますが、これについても単純に公務員は高給だと考えてはいけません。
国税庁の調査では、民間企業の平均年収は正規や非正規社員、パートアルバイトも含め、かつ従業員の規模が10人未満という非常に小さい会社や個人商店まで含めているのです。
これに対し公務員の給与は、人事院により、役職や勤務地域、学歴、年齢階層別の国家公務員の平均給与と、これと条件を同じくする50人以上の事業所で働く人を対象に、従業員別の調査を行い、民間の平均給与を算出し、両者の水準を比較し、差がないように調整するため、そもそも比較する母集団の質が違うのです。
ですので、数字だけ見て「民間が年収が低い、公務員は高い」などということは公務員を目指す方は絶対に思わないでください。
 
もちろん公務員の年収は決して悪くはないですが、民間企業のように景気が良くても(業績が良くても)一気に上がることはありません。逆に景気が悪いときの減給がそれほどでもないので長い目で見ればそれほど関係ないでしょう(景気が悪くなると公務員が叩かれるのはこれが原因でしょう)。
大企業に比べれば公務員の年収は決していいとは言えませんし、30代や40代で年収1000万円など公務員では不可能です。ですが、よく安定しているからいいなどと言われます。
しかし、今後さらに世間の目は厳しくなり、必要のない経費はどんどん削減されていくことは予想されるため、もしかしたら40代になっても年収が600万円まで上がらない可能性は十分にあります。
 
ただ、悪い事だけではありません。目の前仕事を黙々と堅実にこなしてさえいれば、さほど、出世していなくても、50代くらいには都心部であれば、額面600万円超程度はもらえる計算になります。
 
また、社会的地位も高いため、住宅ローンなども低金利で借りる事が出来たりします。休みも取りやすいです。
 
 
公務員の給与について理解できましたでしょうか。
最初は地方だと手取りで20万円ももらうことができませんし、都市部であってもとにかく若い間は薄給です。
年功序列なので昇級すれば高給になるとも言われていますが、これからますます人件費等の削減の方向に動いていくであろうため給与が減っていくことは容易に想像できます。給料がいいから、安定しているからという理由で公務員を目指す時代ではないということです。
ぜひとも国民や住民に貢献したいという純粋な気持ちを持って公務員を目指していくことが将来の公務員のあるべき未来なのではと感じていますので、そのようなマインドを持った方がぜひ公務員を目指いくべきなのではないでしょうか。。
 
 
 
     
 
 

 

公務員の仕事について考えてみた!~仕事ができる公務員が実践していること~

今回は、仕事ができる公務員がどんなことを意識し、どんなことを実践しているのか考えてみました。
 
私自身は、様々な機関で、いろんな人に仕え、また、連携して仕事をしてきましたが、できる人が実践していることは共通点があることがよくわかりました。以下に、学校や職場では教えてくれない極意を書いていきたいと思います。
 
【極意1】 オンオフをはっきりさせ、仕事時間にメリハリをつける

まず仕事する時間をきっちりきめています。例えば、勤務時間中は自分の配属された部署で、与えられた業務を着実にこなさなければなりません。ただ、ここで重要なのは、自分に与えられた時間は、定時が8:30~17:15まで(これは職場によって違いますが、定時の例です)だとすれば、それが仕事時間で、延長は基本的にできないとのです、そう認識すべきです。最近は働き方改革により、質が重視されている時代ですが、公務員は特に、残業を美化する人間などがまだ残っており、無駄な付き合い残業などをしている人も少なくありません。
 
そんな中できる人は、最初から時間に制限があり、必ず定時までに終わらせなければならないということを自覚しています。そして、朝一はメールの確認をして、先に処理するものと後でもよいものに瞬時に分ける作業を行います。共有のスケジュール表などで、一日の部署内のスケジュールを把握します。(上司が誰と会う予定で、どんなイベントがあって、だれが不在にしているのかなど)その後、自分の一日のスケジュールを組み直したあと、企画、提案系など、何かを生み出すような生産性が求められる頭を使う仕事を先に片づけます。夕方には、定例の処理や、雑務など頭を使わない業務を中心に行います。
 
また、オン・オフのメリハをつけるというのは、オフは何もしないという意味ではありません。オンの時は自分の与えられた仕事に集中しますが、オフは、自分の仕事とは関係ないような、新たな取り組みを行い、リフレッシュしています。
例えば、民間の勉強会に参加する、ブログを書いたりするなど、いわば本業とは関係ない新しい取り組みに励むことで、英知を養っているように思います。
 
【極意2】 仕事の連絡はメールに集約し、案件ごとにフォルダに仕分ける

仕事のやり取りはすべてメールに集約します。電話などで、問い合わせや連絡が来ることもありますが、仕事絡みの連絡は必ずメールに送りなおしてもらうようお願いします。とにかく数が多いので、あちこち見に行かなければいかない状態は、とても非効率だからです。一元化しないと処理・記憶しきれません。
メールは案件ごとにフォルダを作り、「返信が終われば、フォルダに格納していく」を徹底しています。受信ボックスに残っているメールは、次に何かアクションを起こすべきだとうことです。

【極意3】 「未処理件数」をとにかく減らす

朝パソコンを立ち上げたら、まずは簡単に処理できるものから順番に片づけます。目を通さず捨てる外部からの情報提供メルマガ、さっとだけ目を通して捨てるメール、レスがいらない確認メール、一言だけ返信すれば終わるメールなどを仕分け終えてから、内部からの調査ものや照会のような時間のかかる作業に取り掛かります。
毎日、何十通と個人端末・部署の組織端末にメールが来るので、重要な案件から先に手を付けていては、いつまでたっても数が減りません。連絡をくれた相手を待たせたくないので、レスポンスのスピードはかなり重視しましょう。

【極意4】 「お互いの時間」を節約するために電話を活用

最近、「電話は相手の時間を奪う」という風潮がありますが、電話はうまく使えばお互いの時間を節約できます。それに、何でもかんでもメールで済ませようとする人ほど、すぐに打ち合わせをしたがると体感しています。
「とりあえず打ち合わせしましょう」と、何の準備もしないで会うことほど時間の無駄なことはありません。必要な書類を作成し、事前に確認し合ったたうえで、電話すれば5分で済むことも、打ち合わせだと往復時間も入れて、最低3時間かかってしまう。
メールでは時間的に不可能でもありますが、なによりニュアンスが伝わらない。中途半端にしか伝わらない状態だと、相手にも、迷惑をかけてしまいます。
場合によってはアポイントの調整だって、その場で電話したほうが、お互いに早いこともあります。一方的に電話を「悪者」にせず、電話とメール、対面の使い分けをしっかり考えればいいと思います。

【極意5】 外出の予定はできるだけまとめる

外出は必要不可欠なものだけに絞り、週のうち2、3日は外出せずに職場で集中できるようにアポイントを先手先手で調整します。
メールの返信などの細かい作業は、スキマ時間でもできますが、予算案の作成や事業の企画作業はある程度固まって集中しないとできない。出る日と出ない日を極力ハッキリ分けます。

【極意6】仕事に「集中力」はいらない

実際現場では、「集中しないと仕事ができない」と甘いことを言っている余裕はありません。気がつけば集中していた、という時間はありますが、いちいち「集中しよう」「集中しなきゃ」と考える時間すらもったいない。むしろ「集中しないでも仕事ができる力」が大切。パソコンの立ち上げと同時に仕事スイッチを入れています。

【極意7】 頭の空き容量を有効活用する。
パソコンは空き容量が少なくなると正常に機能しませんよね。またパソコンや携帯の容量にはストレージとメモリの2種類があり、ストレージは長期保存、メモリは一時保存です。
これは人間の脳みそも同じだと思います。ストレージにあたる事柄は、マニュアルにしたり、ファイルに整理したりしてストックしておきその場でおぼえようとはせず、次に処理する機会があった時に、すぐに見れる状態にしておき、記憶に頼らなくていいようにしておくといいでしょう。
メモリの容量は実際の実務では重要で、例えば、1日のうちに複数の人から、複数の事を頼まれることもあるでしょう。その時はメモを活用するなどして、忘れないようにしますが、逐一全てのものをメモしておくのは厳しいでしょう。
 
その時に、空いた頭の空き容量で覚えておきます。余計な事を覚えずにおくと、細かな仕事も思い出すことができます。また、処理した後でも、不意に説明を求められた際にも、ポイントを押さえて記憶しているので、グズグズ資料を引っ張りださなくても答えれます。
 
また、こうやっと記憶を整理すると、休みの日に余計な事を思い出さないので、新たな脳みそで新しい発想を生み出すことができます。
 
だらだら仕事をしないために「調べればすぐにわかることなど、覚えなくていいことは一切覚えようとしません。

【極意8】 「自分の頭で考える」
ビジネス書の類は、一切読みません。日々の仕事のスタイルは、すべて自分で考えて、試して「こうやったほうがいい」と思うやり方を定着させていきます。

自分で考える癖をつけておかないと、人が考えたノウハウの上澄みをすくうだけしかできなくなりますよね。自分にフィットしたノウハウを考えられるのは自分だけなのですから。

【極意9】自分の本来の仕事とは?自分の仕事の範囲とその目的の明確化を行う
 
仕事を抱え込みがちで逃げたいくらい潰れそうな人によくあるのが、「自分がやるべき範囲とやらなくても良い範囲(もしくはサービスでやっている範囲)が選別できていない」こと。
 その仕事、本当に自分しか出来ないことなのか?決裁関連やクレーム、そして高度にテクニカルなことを除き、自分にしか出来ない仕事が8割を占める・・・なんてことは稀です。自分ではないとダメ or そうでなくてもOKということをリスト化してみましょう。本来の自分の仕事の目的に対して、他業務が多すぎてこなせないのは本末転倒。やらなくてもいいことの立派な理由付けになるし、他の誰かに振れそうなら積極的に振ってしまいましょう。

【極意10】時には断る人であることを見せる、もしくは提案をする

「良い人」が陥りやすい罠の1つに、「あの人ならやってくれる」「あの人は良い人だから頼みやすいんだよね」と、なんでも押し付けられて周りの思うツボになってしまうところ。
周りとの調和を崩さないその人なりの防御策でもあるのですが、苦しい時・元気のない時・やりたくない時だってあります。
そんな時は、自分の状況を説明して、「出来ない」、もしくは後回しになることを強調するか、「部分的になら出来る」など分担を提案するのも手です。これをこなしていくクセをつけると、結果的にあなたの負荷を減らして逃げられる助けになります。

【極意11】嫌なことを先伸ばしにしない。優先順位のつけ方

嫌なことからは極力逃げたいけど、でもどうしても逃げられないものがあるのが仕事ですよね。嫌なことが後に控えていると、「待ち構えている」という感じでよりしんどいし逃げたくなります。なので、その心理を応用して、嫌なことほど前倒しでさっさと片づけてしまうのです。

自分が優先順位をしっかり把握できていれば、突発的な業務が発生しても、このように慌てずに対処できたりします。
全部のことに、即対応・返信、100%全力なんて無理な話です。肝心の時にエネルギー切れして燃え尽きるか、変に周りの期待値が上がりすぎて、結果的に苦しくなるかのどちらかです。
【極意12】ギリギリまでやらないから仕事が終わらない
 
 さまざまな要因がありながらも、多くの人が「仕事が終わらない」と常に時間に追われているような感覚があるかと思います。仕事ができないひとの特徴は三つに集約されます。
・安請け合いしてしまう。
・仕事を請けてもギリギリまでやらない
・計画の見積もりをしない。
 
 誰かに何かを頼まれたら、「ちょっと確認するので、見積もる時間をもらえませんか」と言います。手をつけてみないとわからないことって多いですよね。「見積もる」と言っておきながら、ちょっと試しにやってみて、できるかどうかの感覚をつかんでから「できますよ」と言います。しかもそのときにもう8割方できている、というのが理想です。
 
「まずやる」「早くやる」ことを習慣づけると、そのプロセスもどんどん早くなっていきます。どれだけ早くやっても、厳密にはそれが無駄になることはありません。自分がやりたい仕事をするための、努力です。
 
 
仕事が終わらない人の特徴として「ギリギリまでやらない」ことも上げました。
この対策としては当たり前のことですが、「早めに取りかかる」ことが大事です。
 はじめの2割ほどの期間で8割の仕事量をこなして、残り2割の仕事を8割の期間で仕上げていきます。自分では「100%できた」と思っていても、だいたい粗が見つかって、結局間に合わなくなってしまうんです。

また、「締め切りは絶対に守るもの」と考えることです。そう考えると、「だいたい10日くらいでできます」なんてあやふやなことは言えなくなりますよね。締め切りを絶対に守るための仕事のやり方を実践せざるをえなくなる。最初の2日に集中して8割方作って、残り8日で精度を高める。あるいは取り掛かってみて、予想以上に時間がかかりそうにならば、できるだけ早く期限の延長を申し出る。
 締め切りが守れない人はだいたい外的要因で追い詰められて、だんだんつらくなります。
 
以上のことを、私自身は現場から学び取り、実践するように努めています。皆さんも、何か意識を変えて、試してみてはいかがでしょうか。
 
 

公務員の仕事の進め方について考えてみた!共有フォルダ整理法

公務員としての仕事を振り返った時に、現場でどんなふうに仕事を進めればよいか、どうすれば事業遂行における調整をうまくできるのか、実際に職場に出勤して仕事を進めていくうえで、効率的な方法を常に追求することは大事だと思います。特に、昨今、働き方改革が声高に叫ばれている中で、公的機関が非効率な事務を進めて、意味のない付き合い残業、無駄な休日出勤を繰り返していては当然ながら、社会が変わっていくはずがありません。

 

私の周りの公務員でも、非常に優秀な方が多かったのは間違いないですが、まじめであるがゆえに、民間などの外部からの視点で、見れば、非常に非効率な仕事を進めている人は、失礼ながら多かったと思います。

 

また、官公庁は研修の制度もかなり充実しており、様々な研修が存在しておりました。

・初任者の時に行う研修

 主に接遇。電話の取り方、窓口対応などなど

・2年目、3年目フォローアップ研修

 政策課題等をテーマにしたグループ討議、プレゼンテーション(発表会)、文書の作り方、後輩の指導方法などなど

・係長、課長代理級向け研修

政策法務、リーダーシップ研修、リスクマネジメント、タイムマネジメントのいろはなどなど

・管理職研修

交渉力アップ、組織マネジメント論などなど

 

こんな感じでいろいろ研修がありますが、大勢が一斉に受ける研修のため、一般論的な話が多く、実際に仕事に生かせる部分がどれだけあるかといわれれば、2、3割といったところでしょうか。

 

実際職場にいても、研修や勉強会の類ばかり参加して、一緒に仕事をすると実践力がなく、まったく使えない人も多々いることは皆さん、同意いただける方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、実務を進めるうえで、より具体的にどういった工夫が公務員職場で求められているか、私が実践していたことを上げたいと思います。

 

共有フォルダの整理

 

 これは最も重要なことです。最近は公務員の職場といえども、デジタル化が進んでおります。

 ここで、上げた共有フォルダは今や公務員職場ではどの職場でもあるシステムで、いわゆる、職場のネットワークに大容量のハードディスクをつなぎ、全職員がそのハードディスク上にデータを保存して、共有する作業場のようなものです。

パソコンのデスクトップ上に保存していると、個人しか閲覧できないし、パソコンの不具合で電源が入らなくなってしまってりするとデータが消失してしまいます。そこで、共有フォルダ上で作業し、見られたくないデータなどはパスワードをかけるなりして、情報機密にも留意しながら、仕事を進めていくのが基本です。

 

そこで、この共有フォルダの整理とはいわばこういうことです。

 

・ただやみくもに作った書類データを保存することはせず、必ずタイトルを後から誰が見てもわかるようにつける。

→似たような業務が来た時に過去データをすぐに見つけて活かせるので、スピードが格段に上がる。また人事異動の際の後任者への引き継ぎに際しても後任者が混乱しない。

 

・過去からの経緯がわかるように書類データやフォルダのタイトルの頭に日付や番号を入れ、自動的に順に整理されるようにする。

→時系列にファイルが整理されているので、上司や後任者もスムーズに業務が理解できる

 

・ボツになった資料など余計な書類データは残さない

→どんな過程で企画が練られたのかや、新規事業にはボツ資料が付き物だがいろいろデータが残っていると、後でどれが正式なデータかわからなくなる。また、残す場合でも、必ずボツ資料である事を明記しておくことが大事。要らないものはすぐに削除しておくのがおすすめ。

 

・外部(事業者、委員会などの有識者)とのメールのやり取りを残しておく。

→メールサーバーにはあまり多くのメールを保存しておくことができないのであれば、外部へのメール、特に偉い方へのメールなど重要なメールは上司などにも相談して時間をかけて送付している場合が多い。せっかく時間をかけたメールであれば、削除せず共有フォルダ上に残しておき、次に似たような案件時に活用するのが良い。

 

・共有フォルダの階層はなるべく浅く

  →最初の階層から3つ目から4つ目までの階層にする方がよい。4回も5回もフォルダをクリックしなければたどりつけないようでは、仕事が遅くなる。

 

・メモを共有フォルダ上に細めに残す

→ テキストメモを活用して、自分の失敗や反省をすぐにメモに残して保存しておく。そうしておくと、次に参考になる。

 

・通知文もフォルダに名前・日付を付けて保存

→通知文のタイトルにも一工夫を。

 

以下、上記の整理術の実践例

①最初の階層

f:id:khcontinue3741:20170729014945j:plain

②次の階層(03補助金関係)

f:id:khcontinue3741:20170729015043j:plain

③通知などの時系列の整理

f:id:khcontinue3741:20170729015134p:plain

 

総合してこれらの取り組みを行う1番のメリットは公務員にとって一番ネックの引き継ぎがスムーズに行えるということです。

 

引き継ぎがうまくできない人は確実に仕事ができないレッテルが貼られます。私も新人自体は引き継ぎが下手で苦労したものです、

 

共有フォルダの整理をするだけでも効率的な仕事がができるうえ、後任者だけでなく、所属している職場からも信頼される職員となるでしょう!

一度試してみては如何でしょうか?

 

次も公務員の仕事について検証します!

 

地方公務員の仕事内容(某県庁派遣時代の経験編)

某県庁への出向時の話・・・・・・・・・・

 

若手時代に、首都圏自治体から出向する機会がありました。出向先での仕事内容は、その都市の産業の再興、新しい産業を生み出すために、企業への補助金投下、大企業の誘致、各種イベントなどの企画を行うという公務員の仕事内容としては花形言われる内容です。

 

実際に公務員として働いている方はわかるかと思いますが、こういった新規事業系、企画系の仕事はなかなかつくことはできないのが現状で、庶務、窓口、税金徴収系の地味な仕事が多いです。(国家公務員の場合は別だが)

そのくせ、職員採用などの説明会などでは、こういう花形部署の人間を引っ張ってきて、公務員は社会に影響を与える素晴らしい仕事ができますなどと吹聴するものだから、勘違いして入ってくる方が多いのだが。。

 

そんな愚痴はさておき、その出向先では事業企画系の仕事を行うことができました。

 

普段首都圏の喧騒の中で生活していた私にとって、地方での生活は不安でしかなかったのですが、実際に出向してみてからは楽しい事、嬉しい事などいい事の連続でした。

 

まず、仕事に関しては、いろんな人に自分の実力以上に期待され、出向当時から周りからいろいろなことを言われたのを記憶しています。

「〇〇からの出向でわざわざこんな田舎に来てくれてありがとう」

「この事業はこの都市の威信をかけて立ち上げたプロジェクトだから、君しかできない」

などなど、これまで古巣では大した仕事をさせてもらっていなかった私にとっては、最高の場所でした。

 

最初のミッションは、100億円規模の国基金補助金の事務担当を任され、事務委託先の選定、審査会の企画、補助企業の決定でした。

経験も浅い若造職員でありましたが、地元の有力企業の社長などからも一目置いていただき、

「うちの企業のビジネスモデルはほかの企業はやっていないので、ぜひうちの企業を採用してください」m(__)mと懇願されたり、

「この県で成功するには県庁のあなたに話を通さないと話にならないと若手には話してるよ」

など言われたり、云々で、鼻高々でした。

地方の都市では、公務員はかなり崇め奉られるようです。

首都圏の公務員とは大違いだと思います。(権限のある部署にいれば話は別だが)

 

補助金ミッションの次は、県内最大級の産業イベント、いわゆる展示会イベントの主催です。企画は某大手広告代理店(大体想像がついてしまうであろうが)との二人三脚で行いました。パートナーとしての彼はさすが、広告代理店の一流プロデューサーである、仕事ぶりは公務員とは比べ物にならないほど俊敏で本当に勉強になりました。県庁で鼻高々になっている公務員(私も含めて)は、特に自分をかえりてみて、民間は10倍仕事をしていることを自覚しなければならないと思います。

 

そのイベントは開催が第2回目であったので、マニュアルも存在せず、すべてが手探りでの企画でした。イベントの企画、調整にあたっては、出展企業の営業のために、東京、大阪、つくば、福岡、海外と駆けずり回って、交渉して県内イベントの盛り上げに奔走しました。そんな過程で、タレント、芸人、宇宙飛行士の方など、有名人にも会うことができ、人生でも稀有な経験を積んでいきました。

 

また、広報活動では、地元テレビ局はじめ、NHKなどの全国ネットの媒体ともコラボして、PR活動し、テレビ、ラジオにも出演しました。その後の打ち上げなどで、かわいいアナウンサーと知り合うこともでき、首都圏に戻ってからも親交は続いているというのだから、一端の、しがない公務員としては上出来だと思います。

 

とにかく、こういったおいしい経験ができる公務員がいるものだなといまでは、実感しています。まだまだ、経験談がありますが、それは次回へ持ち越しとします。

 

それでは、また次回!!

国家公務員ってどんな仕事?

「国家公務員」と「地方公務員」というのは、よく聞くキーワードですが、実際の仕事内容の違いなどを完全に理解している人は、そう多くは居ないのではないでしょうか。

 

私自身は公務員試験を受験しましたが、国家二種(現在は国家一般職)、裁判所事務官、国税専門官、市役所、東京都庁とすべてに最終合格しましたが、実際に職場に配属されて、仕事をはじめるまでは、イメージが詳しく、具体的に想像できていたわけではありませんでした。インターン、OB訪問、予備校での先輩職員からの座談会などにも参加していましたが、当たり障りのない話が多い上に、実際入ってからは、美化されているなーと感じた話も多かったように思います。

 

私自身は幸いにも、転職、派遣、出向などを通して、様々な機関で働く機会がありましたので、それぞれの体験に基づいた、話をしたいと思います。

 

まずは「国家公務員」のお話をさせていだきたいと思います。

 

簡単に言えば、国家公務員は国の機関の職員です。最近話題の森友学園加計学園の問題に関して、よく国会で国会議員に追及されている職員、いわゆる「官僚」と呼ばれている人が代表例として挙げられます。いわゆる官僚は、国会議員をはじめとして、各省庁(本省)の職員ということです。官僚は国家一種試験(現在は国家総合職)に通過することが必要になります。

ただ、国家公務員は官僚だけに限定されるものではなく、私が受けた国家二種も国家公務員と呼ばれ、地方の出先機関で働きます。

 

だいたい地方の出先機関は北海道、東北、関東、甲信越、中部、関西、中国、四国、九州で分けられ、それぞれの管内で現場に密接した仕事をします。

 

仕事の規模感で言えば、国家総合職と一般職では大きく異なる印象です。

 

国家総合職は若い内から各都道府県庁で、副市長などの要職や、本省での企画部門での仕事、海外勤務など、様々な職場を経験します。

 

それに比べ、一般職は事業の執行が主な仕事で、要職を歴任し、スピード出世が約束されているという訳ではありません。

 

しかし、私が居た省庁もそうでしたが、最近は幹部登用制度が充実してきており、国家一般職での採用でも、途中で昇任試験を受ければ、総合職とほぼ同じルートたどるキャリアを歩むことも可能です。

 

そういった意味では、垣根がなくなってきている今、国家一般職は狙い目かもしれません。

 

私は国家総合職の方とも、国家一般職の方とも両方とも仕事をともにしたことがあります。

国家総合職の方は、出向時代の上司(課長級)や、国プロジェクトへの参加時に、同じチーム内で仕事をさせていただきました。

その時の本当に率直な感想述べさせていただきますと、

「イケイケどんどんな兄ちゃん」

「この人本当に公務員か?」

「チャラい」

「ただ、しゃべらせると知識量、情報量ともに他の追随を許さないほど豊富」

「ビジョンがある」

「常の先々を考えている」

などなど。。。

この時は経済産業省所属の方々だったのですが、雰囲気は総合商社にいそうな感じの人柄で、見た目もラフな感じで、金属のネックレスをして、とても公務員とは、ましてや将来の日本を背負う官僚には見えませんでした。

ただ、実際に仕事をしてみると、とにかく周りへの気遣いが素晴らしく、行動力も半端ではなかったです。

これから国家総合職を目指す人は、国の省庁にはそういった人が多い、むしろそういったバイタリティーあふれた人でないと入ることができないと認識しておいた方がよさそうです。

 

真面目一辺倒で、堅ぐるしい人には官僚の仕事は向いていないようです。ほかにも、総務省厚生労働省財務省のかたなどいろんな人と仕事をしましたが、みんな同じような人柄でしたので、間違いないです。

 

私は国家一般職で某省庁の出先機関に所属していたこともあるので、一般職の方も良く知っていますが、こちらも、総合職の人には負けないくらいビジョンを持って、熱意を持って働いてた印象があります。

 

職員は、お酒好きで、毎週のように近くの居酒屋へ課長と飲みに行っていた日々を思い出します。飲み二ケーションの場で人事などの話も決まっていっていたような、意外と前近代的な、一昔前の風潮も結構残っているなーという印象でした。

 

野球大会、サッカー大会、その他レクリエーションにも半強制的に参加していたように思います。

私は、そういった感じは好きなので、良いのですが、いやな方は多少苦痛かもしれません。

 

総じていえることは、国の組織で働く国家公務員は、かなり民間に近い、バイタリティーあふれた方々と、働くことになると想像しておいたほうがいいみたいですね。

次は地方公務員のお話をしたいと思います。

 

それでは、また次回!!

 

 

 

公務員ってどんな仕事?

公務員という職業は何かと話題になることが多いですが、皆さんの公務員像とはどのようなものでしょうか。

 

だいたいの人は、警察官、消防士、学校の先生、地元の市役所や町役場で住民票などを発行したりしている職員など身近な存在をイメージすることが多いでしょう。とにかく、一般企業では担うことができない、公共に奉仕する、地域密着型の仕事をしている人というイメージがま創造されるのではないでしょうか。

 

実際の仕事内容のイメージは、

・膨大な書類と戦う仕事

・官僚などのように内閣と一体となって大きな仕事をする

都道府県庁、市町村役場などで、地域の広域的な仕事

・法律に基づき、悪く言えば杓子定規で融通が利かない業務

・成果がわかりにくく、地味

・税金、社会保険料の徴収などを行う

ケースワーカー

補助金などを支給し有り難がれることもある業務

などのいろんなイメージがあるかと思います。

 

待遇面などでいえば、

・収入が安定しているというイメージ

・社会的信用度が高いというイメージ

・クビにならないというイメージ

・転勤がなく、有給休暇も取りやすい

・民間企業ほどノルマに追われプレッシャーを感じない仕事

・福利厚生充実

などなど

 

良いか悪いかはそれぞれの人の感じ方ですが、こういったイメージがす少なからずあるのではないでしょうか。

 

そんな仕事の印象がある公務員ですが、実際に公務員になるためには高倍率の筆記試験に合格するものだとのイメージもあるのではないでしょうか。昔からずっと真面目に勉強してきた一部のがり勉君が多いといったような。

 

 今、いろいろとあげましたが、こういったイメージは当たってもいますが、間違っている部分もかなりあります。

 

私のブログでは、こういった世間の疑問に答えることができるように、昨今のニュースや、役所の現状などを様々な視点から考えながら、リアルな公務員という存在を発信し、これからぼんやりと公務員になろうかと考えている方、公務員試験の勉強を始めた方、すでに公務員試験に合格し、これから働き始める予定の方、すでに職場に配属され業務を行っている方などが、

 

箸休め的に、暇つぶし的に、読んでいただき、

へ~、そーなんだ~、

 

てな感じで、実態を知っていく機会にしていただく機会にしたいと思います。

 

今後慣れてくれば、役所での過去の業務の経験を交えた突っ込んだ耳寄り情報なども提供していきたいと考えています。

 

まずは、定期的に続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。